2015年1月18日日曜日

考えを深める。MBAの経営を読んで!

MBAの経営

要約

まさに経営の教科書といえるような、会社のあり方、リーダーシップや財務などくわしいことが一通り網羅されているものでした。まだ、働いた事が無い今の私にとってどれもピンとくるものがなく、これから働いていく上で実践を通して、お世話になると思われる一冊でした。ですので、今回の本の内容について経営のテクニカルなことよりも、もっと根本的な考え方のほうが考察しやすかったので自分なりに考えた事を感想とさせて頂きました

感想

今回は、問題発見力と解決力について思う事を述べさせて頂きます。なぜ、ここに注目したかといいますと、会社を経営したり、ビジネスマンとして働くにあたってこの問題発見力と解決力の2つがとても重要であると思うからです。むしろ、日々これら2つの連続ではないかと思われます。しかし、そこが一番難解なところなのだと思います。このMBAの経営という本も極論すべては、いかに問題を発見して、解決するかということにヒントを与えてくれているものだと感じました。

一般に、東洋人と西洋人では考え方が違うといいます。
問題の近くを一生懸命模索しても本当の原因や解決策は見つからないかもしれない。そういうときには、まず一歩下がって全体像を見てみることだ。という考え方が東洋人。一方、周囲のことを見すぎ、感じすぎて、本質的なものを何か忘れていないだろうか? 問題はそこにある。そこを分析していけばきっと解決策がある。こっちの方が合理的だ。という考え方の西洋人。つまり、問題発見力が長けているのが西洋人で解決力が長けている東洋人のようです。

 そう考えると、ビジネスマンにとって東洋人と西洋人のハイブリット型が最強となります。そこで、私東洋人がハイブリット型に近づくにはどうすればいいのか考えてみました。

日本人の学生は授業の際質問をしません。しかし、欧米の学生は質問をたくさんするといいます。日本人もおそらく小学校の低学年くらいまで、質問する人間だったはずです。いつも周りの大人に「何?」、「なぜ?」と問いかけていたでしょう。ところが小学校高学年の頃から「解答人間」になってきたと今思うと感じます。質問するよりも答えを出すのに必死で快感を覚えてきたのもこの頃だと思います。正解と自分の解答が一致した時のうれしさに酔いしれていました。これは、無理もない話で、先生が次から次に生徒を質問攻めにするからだと思います。答えられない場合、先生は解答を与え、問題の解き方や考え方も教えてくれます、そして、それらを覚えるのに必死なわけですから質問どころじゃなくなります。疑問があっても覚える事が先決だし、「なぜこうなるんだ?」とかんがえるより「こういうものなんだ」と暗記した方が成績があがるのでなおさら質問することなんて完全に忘れてしまいます。問題は与えられ、それには必ず答えがあるものだと錯覚してしまいます。これは、悪い事ではないと思いますが、ビジネスマンになった時に困ります。それは、ビジネスに答えはないし、問題も与えられなく自分で発見しなければならないからです。ビジネスにおいて“問題発見能力”は必須条件であると思います。しかし、このような教育を受けてきた日本人は潜在的に問題発見能力が劣っているのではないでしょうか。そんなことを知っている企業は、こぞって就活で求める人材像の欄に「常に問題意識をもち…論理的思考…」という記述をしています。このような人材は日本人の中には希少であり、ビジネスで活躍するのは問題を解決するよりも発見する能力に長けている人だと知っているからではないでしょうか。

一つの例として日本の学者や研究者の論文を世界的にみたときスケールが小さいと聞いたことがあります。“仮説”〔問題発見能力〕という発想がないらしいです。集めたデータを処理して答えを出す事が日本の論文の典型的なパターンであるそうです。また、このことは、私の経験からも言えます。クリティカルシンキングという本を読むまでは、本の内容は全て正しものだと思っていました。だから、内容を鵜呑みにするだけで問題意識なんて生まれてきませんでした。そのとき自分で何を問題にするかという問題がとても難しいものだと痛感しました。この点で欧米の質問人間を見習わなければならないし、これが日本人の苦手とする問題発見力に一役買う存在となるのではないかと考えます。なぜなら質問は、問題発見能力につながる事だと思うからである。「なぜそうなるの?」「それだけなの?」「それはホント?」などこれ自体が問題提起になりうるものだから質問する事はとても重要だと改めて認識しました。これは、日本人がハイブリット人間になる為の足がかりになるのではないかと思いました。

一方、問題を発見できても解決できなければ絵に描いた餅で終わってしまいます。この問題解決力に関して、知識や情報量、経験など様々な条件によって随分違ってくるとは思いますが、日本人は高い能力を持っていると思います。それは、いつも質問に対して答えてばかりきたという長年の経験があるからです。逆に、何でも質問をしてきた欧米人は問題発見能力には長けていたものの解決能力に関しては日本人よりは劣るのではないでしょうか。よって、問題発見能力と問題解決能力という二つを比べた場合、日本人〔東洋人〕と欧米人〔西洋人〕はそれぞれにメリット、デメリットをもっています。それぞれだけでも素晴らしい能力ですが、これらが組み合わさったらそれこそエクセレントです。しかし、機械でもあるまいし能力を組み合わせることは容易にできるはずがありません。そこで、日本人は、弱みを意識しそれを克服する事が重要だと思いました。例えば、先ほど申した、質問人間になる事です。問題発見力が劣るという事を認識し、何事にもアンテナを常に立てて、なぜ?なぜ?なぜ?と意識する。それによってハイブリット人間に近づき、エクセレントなビジネスパーソンになる一歩を踏み出せるのではないでしょうか。

私は、これで↓英語を勉強し、TOEICも1年で300点上がりました。英語は、これからの時代必須能力です。特に苦手意識を持っている人おすすめです。

①【英語ぺらぺら君初級編】 歴代米国大統領の元通訳が教える英会話学習法

②【英語ぺらぺら君中級編(ダウンロード版) 】 歴代米国大統領の元通訳が教える英会話学習法

数回の飲み代を我慢すれば、英語を取得できると考えてポジティブにいきましょ。 




 
 

0 件のコメント:

コメントを投稿